緊張型頭痛とは

慢性的に起きる頭痛にはタイプがあり、現在はおおよそ4つの種類に分けられています。「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発性頭痛」「混合型頭痛」の4つです。その中で、「緊張型頭痛」にはどんな特徴があるのかをみていきます。

「緊張型頭痛」の主な特徴は、頭痛が一度始まると、その頭痛が毎日のように持続することです。反復性の緊張型頭痛である場合、この時の痛みは1カ月の間に長くて1〜2週間程度持続してしまう方もおられます。

痛みの出る場所としては、両方の耳の上の「こめかみ」あたりか後頭部、もしくは頭全体が痛むことがあります。この痛み具合は、耳の上をギューっとずっと強い力で押さえつけられているような、とても重い痛みが発生することが多いようです。ほか、肩こりやめまいといった症状をともなうこともあります。吐き気もまれに見られるようですが、強い吐き気になるようなことはないので、ひどい嘔吐を繰り返すようなことはないようです。

緊張型頭痛は、心と体をリラックスさせると痛みが早く引いていくことが多いです。頭の鈍痛の大きさにもよりますが、少し体を動かすことができると、痛みの緩和につながります。ですから、運動ができそうなら軽いストレッチ程度に体を動かしてみましょう。また、頭部の鈍痛は1〜2週間継続的に痛みますが、仕事や家事、勉強といった日常生活はなんとか送ることができますので、体を時々休めながら生活していくとよいでしょう。

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群発性頭痛とは

頻繁に起こる慢性的頭痛は、タイプ別に分けられており、自分がどの頭痛のタイプにあてはまるのかを知ることで、痛みの和らげ方を知ることができます。今現在、頭痛のタイプは4つあり、「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発性頭痛」「混合型頭痛」に分類されています。その中の一つである、「群発性頭痛」についてみていきます。

「群発性頭痛」は、渡り鳥が群れをなして飛び立つ季節があるように、1年の中で1〜2か月間に集中してほぼ毎日起きてしまう頭痛のことです。1年の間に何度この頭痛に襲われるのかは人にもよりますので、何度痛みが発生するとはハッキリ断定はできません。1年の中で、ある一定の時期にだけ、痛みが出るのが、この頭痛の特徴です。

痛みは1〜2か月間持続することが多いですが、1日では10分〜数時間の痛みがある程度とされています。痛みが出る場所は、たいてい頭の左右どちらかの片側だけが痛むのも、この群発性頭痛の特徴です。

そしてどのような痛みが発生するのかというと、眼球の奥が深くえぐり取られるような激しい痛みをともなうことが圧倒的に多いです。ですから、1日10分〜数時間の頭痛とはいっても、その間は痛くて痛くてじっとしていられないことが多いです。しかし体を多少なりとも動かすことができれば、痛みが紛れることもあるようです。

群発性頭痛は、激痛に苦しむことが多い頭痛で、涙や鼻水、目の充血にまで響くことがあります。耐えがたいような痛みですが、1日中ずっと続くわけではありませんので、痛みが出たら安静に過ごすようにしましょう。

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混合型頭痛とは

頭痛の中でも、2つのタイプの特徴をあわせ持つ「混合型頭痛」というものがあります。この頭痛の症状は、「偏頭痛」と「緊張型頭痛」、両方の痛みの特徴をあわせ持っているため、痛みの出方がその時々で変わります。

ですから、「混合型頭痛」は偏頭痛の特徴である間欠泉的に時々起こる頭痛と、緊張型頭痛の特徴である、痛みが1〜2週間程度持続する症状が見られるため、痛みの改善や治療が少し難しい頭痛です。

混合型頭痛の治療薬として使われているものでは、ミグシスというものがあります。これは、痛みの元となる中枢神経に直接働きかけ、頭痛を和らげてくれる効果を発揮する治療薬です。

混合型頭痛は、偏頭痛なのか緊張型頭痛なのか判断が難しい場合がありますが、痛みが短時間で終わる断片的な痛みなら偏頭痛で、痛みが数日間継続するようなら緊張型頭痛の症状としてとらえ、それぞれの症状に合わせて対処の仕方を変えることをおすすめします。

また、吐き気や嘔吐の有無で、偏頭痛か緊張型頭痛かを判断することもできます。吐き気や嘔吐、音や光がやけに気になるようなら偏頭痛で、吐き気はありますが実際には嘔吐にまで至らない症状の時は緊張型頭痛といえるでしょう。

このように混合型頭痛は、偏頭痛と緊張型頭痛が混在して現れますので、その時の症状によって対処を変える必要があります。偏頭痛と判断した時は、動くと痛みが悪化することが多いので安静に過ごし、緊張型頭痛の場合は少し気分転換に体を動かすと楽になることがあります。

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